ドクダミ

公園や庭にたくましい生命力で根を張り、どこまでも繁殖してゆく“どくだみ”

その独特な匂いが苦手な方も多いと思います。

 

しかし、このどくだみは古来より「十薬」とよばれるほどに様々な薬効を持った植物。

 

どくだみ茶として飲まれるのは有名ですが、いったい具体的にはどんな効果があるのでしょうか?

また、公園や庭などで採取したどくだみを使ってお茶を作るにはどうしたらいいのでしょうか?

 

これから梅雨にかけてどくだみが最も勢いを増す季節がやってきますので、気になって調べてみました。

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どくだみの薬効(効果・効能)

 

「十薬」の異名をとるどくだみには十種類以上の薬効があります!

 

  • 老廃物除去
  • 毛細血管の強化
  • 神経細胞の活性化
  • 筋肉組織の活性化
  • 新陳代謝の活性化
  • 利尿作用(尿を促す)
  • 緩下作用(便を促す)
  • 自律神経のコントロール
  • 抗菌作用
  • 血液循環の改善
  • 血圧低下
  • 解毒作用

 

凄い・・・!

これら薬効によって期待できる健康効果は以下のとおりです。

 

  • 便秘改善
  • 肌トラブルの改善
  • 血圧の安定
  • 冷え性予防
  • アレルギー・アトピー対策
  • 動脈硬化の予防
  • ダイエット
  • デトックス
  • 蓄膿症の改善

 

体内の毒素を排出するデトックス効果に加え、強力な利尿作用・緩下作用があるのでダイエットにもってこいですね!

どくだみ茶はノンカフェインなので妊婦さんや授乳中の方でも安心して飲むことができますが、あまり飲みすぎるとおなかを壊してしまうので飲みすぎには注意してください。

 

庭や公園のどくだみをお茶にする方法

 

 

自分でどくだみを積んでお茶を作る場合、まず摘むのにベストな時期は花がついている頃になります。

 

開花前がベストタイミングなたんぽぽやツユクサとは違いますね。

(参考:公園のたんぽぽは食べられる?たんぽぽに秘められた栄養価&効能が凄い!

 

隠れたダイエット野草、ツユクサでむくみ解消!?その驚きの効能とは!

 

これは、たんぽぽなどだと柔らかい葉を食用にするために、人間でいえばまだ赤ちゃんである開花前に収穫するのに対して、お茶にすることが目的の「どくだみ」に関しては葉の固さは問題ではなく、一番元気な開花期が薬効も一番強いためです。

人間でいえば、まさに花盛りの若者期に収穫するということですね。

 

作り方の手順は簡単。

収穫したどくだみを逆さに吊るし、陰干しして乾燥させたのちに細かく刻めばできあがりです。(詳しくはこちら→どくだみ茶の作り方

味はあまり美味しくないそうですが、健康にいいことは間違いありません。

国産のものも販売していますが、そこらへんにたくさん茂っているものなので自分で作るのもいいかもしれませんね^^

 

ただ、公共の場として管理されている公園や道路わきに生えているものはもしかしたら農薬やペットの糞などがかかっているかもしれないのでご注意を。

できれば庭に生えたものか、あるいはあまり人の立ち入らないところで収穫した方がいいでしょう。

 
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いかがでしたか。

思った以上にどくだみの薬効がすごくてびっくりしました!

 

ちなみにこのドクダミの薬効は、お茶でもいいのですがすりつぶしたエキスをそのまま飲むと効果覿面なんだそうです。

味は・・・かなりきつーいものになりますが、健康を考えるならそれもアリ!?

 

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