【紫(赤)キャベツって普通のキャベツとどう違うの? 】
家族や友達が集まってのパーティーが多くなるこのシーズン。
いつものお料理にちょっとした工夫を取り入れて、株を挙げたいところですよね。
そこで強い味方になる野菜が、この時期に美味しい紫キャベツ。
はっと目の引く、ひときわ鮮やかな紫。
そして葉脈の白い部分のコントラストにが美しく、球をサクッと切った断面は、芸術の域とも言いたくなりませんか!?
この美しさ、いつものサラダに混ぜるだけで、華やかさがランクアップ。
うーん、シーザーサラダドレッシングをかけてかぶりつきたい!
食欲がそそられます!
今回はそんな紫キャベツ(赤キャベツ)と普通のキャベツとの違いについてご紹介いたしますね。
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■緑のキャベツとの違いって!?
キャベツは11月から2月に旬を迎える冬(寒)キャベツ、柔らかい春キャベツ、夏から秋に高冷地で収穫される夏(高原)キャベツと一年中出回っていますが、この紫キャベツは緑のキャベツに比べると生産量が少ないのでスーパーなどで目にすることは少ないです。
紫の色は、ナスや紫蘇、ブドウやベリー類などと同じく、ポリフェノールの一種であるアントシアニンに由来します。
植物が紫外線から植物が紫外線から実(身)を守るために蓄える成分で、抗酸化作用が強く、肝機能を助けたり、眼精疲労にも効果があります。
キャベツが眼精疲労に?と意外ですが、ブルーベリーと同じだといわれると納得です。
また、緑のキャベツに比べてビタミンCやリンは1.6倍、老廃物の排出に効果を発揮するカリウムや血液の凝固や骨の形成に重要なビタミンKも1.5倍!
カロテンも2倍ほど含まれ、かなり栄養価が高い食材になります。
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■身体に優しい野菜キャベツ
もちろんキャベツとしての効果もしっかり持っています。
キャベツといえばキャベジン。
薬にもなっているこの名前は、抗潰瘍作用を持つビタミンUの名前で、胃・十二指腸などの潰瘍の予防や治療に効果的な成分です。
これがキャベツにはたっぷり含まれています。
そして、消化を助け、胃酸過多、胃もたれや、胸やけなどに効果的なジアスターゼ。
大根に多く含まれているイメージですが、実はキャベツの方がより多く含んでいます。
小ぶりながら価格はグリーンキャベツの二倍ほどしますが、紫キャベツ、ちょっと気になる食材になってきませんか?
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■紫キャベツは生で食べよう!
キャベツといえば、お好み焼きやロールキャベツ、コールスローやお肉の添え菜やなど、煮ても焼いても生ででも食べられるので、ひと玉あると重宝しますね。
しかし、紫キャベツは断然生で食べましょう!
鮮やかな紫は、水に溶けやすいので、煮ると煮汁に色が出て・・・。
サラダでの鮮やかさでは、あれほど食欲をそそられたのに、汁の色としては・・・残念な感じになります。
グリーンサラダに差し色として使うと、コントラストが美しいですし、甘酢に漬けたり、お酢の入ったドレッシングで和えると、目の覚めるような赤があらわれて、魅惑的な色が引き立ちます。
注目の塩レモンでぎゅっと絞るのもオシャレ。
手料理のセンスある脇役になってくれるかもしれませんよ^^
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新年会・新歓など宴会ごとの続くこの時期、胃腸をいたわって、ポリフェノールで美しく、そしてお料理の株も上がれば、一挙三得!
是非使える食材の一つに取り入れたいものですね^^
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紫キャベツの漬け物の栄養の評価