タンポポのイラスト見本-壁紙・たんぽぽ

春になると地面にかわいい黄色い花を咲かせてくれるたんぽぽの花。

このたんぽぽ、実は食べられるってご存知でしたか?

 

「たんぽぽコーヒー」や「たんぽぽ茶」というのはノンカフェインのお茶として最近注目されているところですが、葉っぱの部分だってまるごとおいしく食べられちゃうんです!

 

今回はそんなたんぽぽの採集方法や栄養価&効能、食べ方について調べてみました。

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食用タンポポの採取方法

 

たんぽぽは道路わきや公園などで本当によく見かけるものなのであまり食用というイメージはありませんが、実は食用としての歴史は古く、ヨーロッパではかなりメジャーな食材として使われています。

もちろん食用として栽培されているものを買うのもいいですが、そこらへんに咲いているたんぽぽも採る時期さえきちんとすれば栄養価や味はそんなに変わりません

(日本タンポポと西洋タンポポで若干の違いはあるようです→見分け方

 

ただ、整備された公園などでは定期的に薬品が散布されてたり、あまりに道の脇に咲いているものだとペットさんたちのおトイレになっている可能性があるので、自分で採る場合はあまり人の通らない林の中などで探したほうがいいかもしれませんね^^;

採取に最適なタイミングは、花が咲く前のつぼみがつくかつかないかぐらいの頃がベスト。

葉はあまり大きなものよりも小ぶりなもののほうが柔らかくておいしいということです。

根にも栄養がたくさんあり、コーヒーや生薬としても使えるのですが、こちらは地面深くまでまっすぐに伸びているので固い土ではなかなかに掘り起こしにくいです。

もし根を掘り起こしたいときには細心の注意を払って丁寧に作業をした方がよいでしょう。

雨上がりだと土が柔らかくなっていて掘り出しやすいのではないでしょうか。

 

個人的には公園などに咲いているたんぽぽからちょいと綿毛(種)を拝借して自分で育てて食べるのもいいと思います。

これならば農薬やペットの心配もないですからね。

たんぽぽの育て方については以下のリンクを参考にしてみてください★

【たんぽぽの育て方】

 市販の種もあります↓

 

たんぽぽの栄養価・効能

 

たんぽぽの栄養価は高く、葉や茎にはビタミンA、鉄、カルシウムを多く含みます。

小松菜やほうれん草などの葉物緑黄色野菜と同様ですね。

また、根は「蒲公英根(ほうこうえいこん)」と呼ばれ、漢方の生薬としても使われます。

漢方では根が使われますが、葉や茎にも同様の効能があります。

そんな薬草としてのたんぽぽの効能は炎症の改善

ニキビ、ノドの腫れ、扁桃腺炎、結膜炎や、急性乳腺炎、乳汁欠乏症、胃炎、肺炎、感染症、腫物など幅広い炎症を鎮静化してくれるんだそうです!

さらにタンポポには性ホルモンのバランスを整えたり、分泌促進作用を持った成分が含まれるているので、生理不順の解消や不妊治療にも効果が期待できます。

うーん、思った以上に凄いポテンシャルを秘めた野草だったんですね。

 

 

たんぽぽの食べ方

 

茎や葉の部分は葉物野菜と同様におひたしやてんぷら、野菜炒めなどに普通に使用することができます。

新鮮なものならサラダとして食べてもgood!

成長したたんぽぽであくや苦みが気になる場合は、調理前に水にさらすか、軽く下茹でをすることで美味しく食べることができるようになります。

味は野草独特の苦みはあるがなかなか美味しいといいます…気になった方は是非ご自身で試してみて下さいね。

 

「たんぽぽ茶」や「たんぽぽコーヒー」には根の部分を使用します。

これは根にコーヒーのような風味があるためで(コーヒーが高級品だった時代には代用されたりもしていたらしいです!)、味にこだわりがないなら葉や茎の部分を乾燥させて使っても構いません。

乾燥させて細かく刻んだたんぽぽを鍋でカラカラになるまで炒り、ミルなどで砕いたらお手軽たんぽぽ茶の出来上がり!

焦げるくらいに炒ればコーヒーのような風味になりますよ。

 
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いかがでしたか?

普段何気なく目にしているたんぽぽですが、食べられると知るとなんだか味が気になってくるものです。

今年は春の味覚に是非たんぽぽをとりいれてみてはいかがでしょうか^^

 

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