そろそろブドウが美味しい季節、でもブドウの皮むきは苦手・・・という人も多いのではないでしょうか?
私も小さなデラウェアなどは簡単に食べられても、しっかり皮のついた巨峰などはどうにも苦手でした。
そこで今回は、ぶどうの皮を簡単にむく方法を調査してみました!
調べてみると剥き方にも色々あって、なにも使わずに工夫する方法から道具を使うもの、多少時間のかかるものまでありましたので、今回は
①スーパーで買ったぶどうを家庭でむく場合
②大量のぶどうをいただいた場合
③ブドウ狩りなどの屋外でむく場合
の3つのパターンに分けて、個人的に最適と思われるむき方をご紹介いたします。
①スーパーで買ってきたぶどうを美味しく!
まずは一番一般的なシチュエーションであると思われるこちらから。
パックに入ったブドウを買ってきて、食べる場合です。
ちなみにスーパーでの正しい葡萄の選び方は、実のハリに加え、茎が綺麗な黄緑色で皮に白い粉のようなもの(ブルーム)があるかどうかを基準にしましょう。
ブルームのあるブドウが美味しいブドウです。
買ってきたブドウを洗ってそのままお皿に盛り、ツメを紫にしながら食べる・・・というのがありがちなパターンですが、このお皿に盛る前にひと手間加えるだけで驚くほどつるんと皮がむけるようになるんです!
その方法とは
湯むき
です!具体的には、
①買ってきたブドウを房からとり洗う。
②沸騰したお湯の中にそのまま入れる。
③15~20秒ほどぐつぐつしたら手早くザルに移し、冷たい流水でブドウを冷やす。
これだけです!
こうすると自然に皮がつるつるとむけるんだとか!
もしザルの時点ではがれなくても、その後手でむこうとすればツルンとむけます。
これは是非とも試してみたい方法ですね。
注意点は、絶対に20秒以上ゆですぎないこと!
あまり長すぎるとぶどうの風味が損なわれてしまうだけでなく皮もうまくむけなくなってしまいます。
大量のぶどう・どう保存する?
では大量のぶどうをいただいた場合や、ネットショッピングなどで数キロ単位で購入してしまった場合はどうしたらいいでしょうか?
これはまず剥き方の前に保存方法が問題になってくるわけですが、ぶどうはリンゴやバナナなどと違って追熟しない果物なので、購入したらできるだけ早く食べてしまうのが理想です。
が、大量にあるとそうもいかないので、こういう場合は冷凍保存してしまうのが栄養価も損なわず一番いい方法になります。
そして冷凍されたぶどうには必殺の皮むき方法があるのです!!題して
人肌ツルリ作戦!
これもとてもシンプルで、冷凍されカチコチになったブドウを指や手のひらでコロコロと温めていくと、皮の表面の部分だけが解凍されてツルっとむけるというもの。
以下リンク先にその様子を撮影した動画もありましたので参考にしてみてください。
冷凍ブドウの皮はツルンとむけるらしい・・・というわけで実験!
前述の湯むき作戦で全部皮をむいてしまってから冷凍保存するという方法もアリですのでお好みで選んでいただければと思います。
ただ、冷凍されたブドウは栄養素たっぷりの皮ごとスムージーにしたりシャーベットにしたりもできるので、「全部むいて食べるんだ!」と決めているのでなければとりあえず皮こと冷凍してしまうのがいいかな、と個人的には思いました。
ブドウ狩りでとったブドウをその場でいただく場合
湯むきや冷凍などの方法は確かに簡単かもしれませんが、家じゃないとできませんよね。
ぶどう狩りなどで、収穫した果物をその場でぱくり!と行きたい場合はどのようしたらいいのでしょうか?
調べたところ、このように何も道具がない場合は皮をむく方向に気を付けることできれいにむくことができるようです。
上の図のように、茎がついているのとは反対側の方向からむくと、茎側からむくよりも断然スルっとむけます。
これは茎のほうには実に栄養を送るための維管束などの管が密集しているのに対し、反対側は管が少ないからみたいですね。
またもうひとつ、もし爪楊枝一本あったなら手を汚さずにむくこともできます!
方法を図解してみました。
爪楊枝を上の穴から皮に沿って差し込み、ぐるりと一回転させたのち、下のほうから指でつまんで押し出すと驚くほど簡単にツルンっと食べることができるんだそうです。
少し手間はかかりますがつまようじ一本で手を汚さず食べられるならばいいですよね!
ブドウ狩りに行く際には懐に一本忍ばせておくと重宝しそうです^^
今回4つの方法をご紹介しましたが、書いてあるシチュエーションにこだわらずともご家庭の方法にあった食べ方でおいしく食べるのが一番だと思います。
巨峰にピオーネレッドクローブ・・・今年もおいしい葡萄をおなか一杯楽しみましょう^^
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