リンゴをムキムキ、むき方について考える

出典元

 

秋から冬にかけて果物が豊富ですが、大好きなリンゴは常に家にあります。

シャキシャキした食感も、甘酸っぱさも、あの香りも…果物のなかで一番好きですね。

 

胃の調子がよくないなーと思った時もリンゴは食べたいと思うし、お通じがちょっと・・・という時にもリンゴ食べなきゃ!と思う。

子供の頃に熱で寝込んだ時には、擦ったリンゴを母が用意してくれましたね。

リンゴは私にとっての健康維持食品なんです。

 

ところで、リンゴはどの様にむいていますか?

私は皮のまままずくし形に等分して、種と芯の部分をV字型に落としてから皮の部分を2~3往復でむきます。

自分の母がそうやって向いていましたから、何の疑いもなくそう剥くようになりました。

 

けれど、夫と出会った頃に私のリンゴのむき方を見て「え!?そんなむき方!!」と言われたことを思い出します。

夫にとってのリンゴのむき方は、リンゴを丸のままクルクル回してむくむき方だったんですね。

 

今回はこの2つのむき方について考えてみたいと思います。

 

丸のままリンゴを回してむく方法

 

誰かとおしゃべりしながらクルクルとむけたなら、確かにかっこいい!

それでは、丸のままむくコツはどんなでしょう。

 

文章で書くとわかりづらいけれど、包丁を持つ側の手を人差し指と親指でLの字をつくり、残りの指で包丁を握る。

親指を包丁の刃に先行させて、ケズル皮の部分をその親指で少しずつ引き寄せながら、反対の手でリンゴを回して進めていく、という感じでしょうか。

包丁は、刃の元に近い部分を使います。

包丁を動かしていく、というよりも動かすのはリンゴで、それを包丁を持つ手の親指がサポートしている感覚ですね。

 

こちらの動画は、コツを解りやすく解説してくれています。

 

注意点としては、丸のまま回転させてむく時にはリンゴの曲面性を考えて、皮は巾が細くなるようにむいていかないと、皮に実がいっぱいついてしまってもったいないことになります。

これを「大名むき」っていうんだそうです。

贅沢ができる身分の人のむき方って意味でしょうね。

なぜか「重役出勤」が頭に浮かんできました。全然意味が違うけど、なんか通ずるところがある気がして・・・すみません。

 

包丁は小ぶりのぺティナイフの方が、曲面に即するのでとりまわしがいいです。

 

あと、リンゴの大きさも関係してくると思うんですよね。

ヨーロッパなどで見かけたリンゴは、片手に2/3くらいは納まってしまうくらいの小ぶりのもの。

これなら包丁を持つのと反対の掌で包み込むように持って回していけるので随分安定感がありますが、これが大きなリンゴだと、重さもあるしリンゴは手の平に収まらないしで、むいている時の安定感は保ちにくいです。

とはいえ小さすぎると逆に両手で持ちづらくなるので、ほどほどの大きさがよいのでしょうね。

 

まぁ、そもそも欧米の方々は、もいだリンゴをズボンでちょっとこすって皮をむかずに食べるイメージですけど。

あ、映画の見すぎかな^^;

 

リンゴの安定感のことを考えると、リンゴを逆さにしてお尻の方からむいていく方がむきやすいということを、テレビでやっていたそうです。

リンゴの頭(ヘタのある方)が大きくて重たいから、反対をむける方がリンゴのバランスとして安定するみたいですよ。

 

くし形に切ってむく方法

うさぎりんごイラスト

出典元

 

それでは、私がいつもやっているようにくし形に切り分けてからむく方法は、マイナーなのか?

ネットで調べてみると、むくのが苦手という人に勧めるところで発見したことが多かったので、初心者向け、なんでしょうかねぇ。

 

確かに、簡単だからいつもはこれで。

利点としては先に切り分けてからむく方が、ヘタやお尻の凹んだ部分の皮までつなげて剥ききることができます。

半分だけ使いたい、という時にも残りの半分は皮がついたまま残すことができますね。

 

ちなみにウサギなどに代表される飾り切りの時も、先にくし形に切り分けてから皮をアレンジします。

 

その他のむき方は?

出典元

 

ピーラーでむく方法も簡単だとお勧めされている方が少なくないです。

ピーラーでは頭側とお尻側を軸部分を中心に一周クルッとむき取って、あとは間の皮の残った側面を縦に削る作業で一周します。

ピーラーを使うと、むく皮の厚みが一定になりやすいですよね。

 

ただ、私は手を切りそうで、ピーラーにはある意味包丁より怖さを感じてしまいます^^;

うちのピーラーの切れ味が悪いからかもしれませんが、球体のものにピーラーをかけていて、引っかかって力を入れた時、むいているものを取り落としたり、手を切りそうになったりするんです。

慣れればそんなことはないのかもしれません。

 

他にも「皮むき器」たるものも何種類も販売されています。

「アップルピーラー」というリンゴ専門のものもあるんですね。

 

 

 

価格は1000円前後からあるので、どうしても苦手という人や、次々に何個もむく必要がある人にはいいかもしれませんね。

 

***

いかがでしたか?

最後にりんご皮むき名人たちの動画をご紹介いたします。

 

YouTubeでのこちらの皮むき、ピーラーでのむき方と同じ順序で包丁を使ってむいています。

リンゴの皮むき

なんとも鮮やかな手さばき!見惚れるとはこのことです。

 

そうそう、こんな方法でリンゴを回転むきしている動画もありました!

早い!これもある意味達人技ですね!

まあ、こんな方法でむくことはないでしょうけれど^^;

 

Sponsored Link