雨の季節に美しい花を咲かせる紫陽花(アジサイ)。
雨露に濡れる姿が日本のわびさびを感じさせ、私もとても好きな花のひとつです。
さて、このあじさいの花色の定番と言えばピンク・青・そして紫ですよね。
土壌中のpH濃度のよって同じ株でも花の色は変わるというのは有名な話です。
土壌が酸性に傾けば青っぽく、アルカリに傾けば赤っぽくなります。
普通の公園等だと青っぽくなることが多いようです。
そんな紫陽花ですが、最近花屋さんに行くと緑色のあじさいをときどき見かけませんか。
新鮮でつい見入ってしまったのですが、他にもこういう変わった紫陽花はあるのか気になったので、一風変わったあじさいの品種を色々と調べてみました!
色が変わっていて美しいものから、花の形がひらひらと美しいものまでさまざまなあじさいの進化を発見いたしましたので是非ご覧ください^^
紫陽花にはよく公園に植えられている「ガクアジサイ」の他にも、「ヤマアジサイ」や「ハイドランジア(西洋アジサイ)」等様々な種類があります。
今回は全部まとめてアジサイということで、品種名のみを掲載させていただきますね。
ちなみに写真をクリックすると商品サイトに飛べますので気になった方は是非チェックしてみてください^^
多分私が花屋さんで見た淡い緑色の紫陽花です。
咲き始めは淡い緑色ですが、成長するにつれ、その花弁は見事な純白になるそうです。
白い紫陽花・・・とてもきれいでしょうね!
6月の梅雨の時期ってちょうど結婚式シーズンですから紫陽花の花が好きな人はブーケにだってできちゃうかもしれません♪
「ダンスパーティ」の名の通り、花弁がつんつんと尖っていてまるで踊っているよう。
見ているだけで元気になれそうな花ですね。
これは凄い!
淡いピンクにもこもことした花がロマンティックの極みです。
こんな可愛いあじさい、是非見てみたいものです・・!
先ほどのマジカルサマーの色違い。
こちらは純白です!(名前はしろくまw)
色だけでだいぶん印象が変わりますよね。
お庭に植えたら梅雨が楽しくなりそうです♪
同じ白でも西洋アジサイとは違う、日本の粋を詰め込んだようなガクアジサイの品種「墨田の花火」。
花火をイメージした八重咲きの花が非常に可憐ですね。
花のつき方も控えめで、風流な庭がお好みの方にはぴったりなのではないでしょうか。
ヤマアジサイの品種「剣の舞」。
少し尖った形の小さな花をたくさん咲かせます。
名前だけ聞くと強そうな印象ですが、なんだかとっても可愛らしいと思ってしまいました。
★十二単
その名の通り、幾重にも重なった花弁が優雅で美しい紫陽花。
アップではわかりにくいですが、かなり大輪の豪華な品種です。(↓参考)
この品種は明治時代くらいからあり、「八重アジサイ」などと呼ばれていたそうですよ。
お星さまのような花がとってもキュートな品種ですね!
女の子が喜びそうです。
★エリエール
とっても素敵な花のかたち!
もはや紫陽花とは思えません。
これは、その名の通りあのティッシュやトイレットペーパーで有名な大王製紙さんがエリエールの30周年を記念して開発した紫陽花なんだそうです。
大王製紙さん・・・色々なことしてるんですね^^
★ピラミッドアジサイ ライムライト
じゃじゃーん!
これは全く淡くない、しっかりとしたライム色の紫陽花です。
インパクト抜群ですが、この花色なのは咲きはじめだけで、だんだんと色は薄くなっていくんだそうです。
とはいえだんだんと変化していく色を楽しめるなんて贅沢ですよね。
花か葉っぱか分からない!?
オランダで開発された、とてもレトロな雰囲気のレア品種です。
咲き始めはローズが強く、だんだんと花全体が葉っぱのような濃い緑色に変化していくんだそうです。
なかなか変わっていますよね。
庭に植えたら目を引くこと間違いなしでしょう!
ぎざぎざの花弁が可愛らしいですね。
こういった特徴的な形質を持つ紫陽花から、また新たな形の品種がどんどんと開発されていくのでしょう。
母の日の贈り物にも人気のある品種だそうです^^
いかがでしたか?
紫陽花といえば公園に植わっている一般的なもののイメージしかありませんでしたが、今はこんなにたくさんの種類があるんですね!
是非とも紫陽花も名所へ行って色々と観察してみたくなりました^^
あ、おうちで育てる場合、やはり土壌中のpH濃度によって花の色は変わってきますので、注意して育ててみてくださいね!
▼つつじも色々な色があるんですよ▼