猫ちぐらとは?

 

ちまたで話題の「猫ちぐら」。

わらを使ってひとつひとつ丁寧に手編みして作られている猫ちゃんのためのペットハウスです!

 

猫ちぐら

出典元・関川村特産品

 

ものすごーく可愛いですよね・・・!

「朝イチ」などのメディアでも紹介され、その可愛さに癒される方が続出しています。

わらを使っているので通気性や保温性に優れ、インテリアとしてもgood

 

この「猫ちぐら」は、新潟県の関川村および秋川郷(新潟県津南町と長野県栄村周辺)の伝統民芸品で、現在予約殺到中だそう。

 

関川村猫ちぐらの会」のHPを見るとなんと

注文からお届けまで6年待ち!!!

それでも予約注文される方が後をたたないんだとか。

価格はインテリア用の小さいもの(直径20cm)で10000円、二匹入る一番大きなサイズ(直径45cm)だと26000円

ここではちぐらのサイズに合わせたマットも販売されているみたいです。

 

猫つぐら本舗」では、秋川郷の猫ちぐらを販売中。

この秋川郷では発音の問題でしょうが「ちぐら」ではなく「つぐら」と呼ばれているんですね。

秋川郷の猫つぐらは直径40~45cmのサイズのものが29600円で約2年待ち

越後長岡・小国でも生産しているようですが、現在は注文お休み中です。

 

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猫ちぐらの由来・作り方は?

 

ちぐら(つぐら)は「稚座」と書き、新潟の方言で「ゆりかご」のことだそうです。

全国きっての米どころであった新潟県では古くから、米を収穫した際に出た稲わらを編んで赤ちゃんの寝床などに利用してきたという歴史があり、それを猫用にアレンジしたのが「猫ちぐら(猫つぐら)」なんですね。

関川村のHPにはさらに「犬ちぐら」などのバリエーションもありました。

 

こんなに何年も待つほど人気なんだからもっとたくさん生産できないのかと思いますが「猫ちぐら」は代々受け継がれてきた伝統の技をもって作られているらしく、生産者を増やそうにも一朝一夕にはいかないのが現状だそうです。

厳選された稲わらを丁寧に手作業で編み込んでいくシンプルかつ根気のいる製法で、ひとつの猫ちぐら(40cm~サイズのもの)を作るのに、稲わら20把と一週間の時間を要します。

1把はだいたい両手で軽く掴める程度の量といわれますが、それを20把ですから大量の稲わらが高い密度で編み込まれているということになりますね。

稲わら製といえど、かなり頑丈そうです!

 

猫ちぐらいろいろ

 

さて、そんな伝統工芸品の「猫ちぐら」ですが、本家本元の伝統の技で作られるもの以外にも様々なところから販売されているようです。

まあこれだけ人気なんだから当然といえば当然ですかね^^;

同じようにわらを編んで作られた「猫ちぐら」はお値段も本家よりは多少リーズナブル。

 

  

 

予約しても到着はかなり先になるので、すぐに手に入れたいという人は選択肢に入れてもいいかもしれません。

 

他にも稲わらを購入して自分で編む!という方法を紹介しているサイトもあります。

【猫大喜び】猫ちぐらを作ろう! 作り方のまとめ

 

自分で作るのですから購入品のようなクオリティになるかはわかりませんが、猫ちゃんのために自分で編み上げるのは楽しそうですね!

大変そうですが「猫ちぐら」への愛着も一層わくことまちがいなしです。

 

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以上、話題の「猫ちぐら」についてでした!

 

狭いところが大好きな猫ちゃんには何よりのプレゼントになるのではないでしょうか?

入ってる姿も可愛らしいので飼い主にとっても嬉しいプレゼントをたくさんもらえそうですね^^

 

 

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