食べやすいお弁当にちょっと違った一品を!

 

お弁当に入れるものの鉄則は、「冷めても美味しいこと」「汁が出ないこと」ですが、持ち寄りや何人もで一緒に食べるお弁当では「取りやすいこと」も大切です。

個々のお弁当箱を口元に受けて食べられる状態じゃないので、さっと取れるものにしたいですよね。

子どもが集まる場ならなおさらです。

 

そこで今回は「取りやすく」なおかつ「人と被らない」ちょっと変わり種のお弁当の具をご紹介いたします!

 

手間は少なく一度に沢山作れる!メインになる一品

 

作る側としても、持ち寄り弁当や家族の人数作るようなたくさん作る時に外せない条件は、簡単で一度に沢山出来あがること!

このルールにハマるものを考えました。

唐揚げを筆頭に、揚げもの系は断トツ人気ですが、持ち寄りの時には他の人とかぶりませんか?

そこでおススメなのが、さつまいもカレーコロッケ

karekoro

カレーを食べて僅かに余った時や、冷凍しているものがあればそれを使って、なければレトルトのカレーを利用します。

さつまいもの甘さとカレーの辛みが相まって、とっても美味しい!

それに、普通のコロッケをつくるより簡単なんです。

カレーには肉っ気が入っているので、自家製のものでもレトルトパウチのものでも、潰した芋に混ぜ、揚げるだけで十分コクがあります。

普通のコロッケのようにミンチや玉ねぎを炒めたりするフライパン作業が省けます。

丸めて少し置くことで、表面の水分も飛ぶので、私は片栗粉もまぶしません。

お弁当用に一口サイズの真ん丸なものをつくったら、コロッケの人気の高さは誰もが認めるところ。これはいけますよ!

 

ざっくりとしたレシピを書きます。

 

<材料> 一般的なコロッケサイズ10個分程度

さつまいも 大3本

残りのカレーお玉1杯強 もしくはレトルトカレー1袋

卵 1こ

パン粉 適量

<作り方>

1.さつまいもを1~2センチの輪切りにして蒸すか湯がくかして潰す

2.そこにカレー(自家製カレーがなければレトルト一人分を)を混ぜ、コロッケの大きさに丸める

3.丸めた状態で少し置いて、溶いた卵にくぐらせて、パン粉をつけて揚げる

 

他にも揚げものでは、餃子の皮を利用して作るミニ春巻きもいいですね!

単純に拍子切りしたジャガイモや、紫蘇とハムを一緒に巻いてもいいし、ささみと梅肉で和風にしてもよし、タケノコと豚肉にすると本格的な味になります。

 

ちくわやかまぼこなんかも簡単おつまみになります。

小さいので火の通りも早いし、下ごしらえなくそのままさっと揚げるだけでOK!

何種も作ると飽きもきませんね。

クックパッドでも沢山の方がレシピを上げておられます。→こちら

 

変わり種でマンネリ脱出!

 

揚げものはかぶるだろうし、野菜も食べさせたい、という時のサイドメニューも押さえたいところ。

そんな時に重宝するのがケークサレ

 

 出典元

 

一時期人気メニューとしてよく耳にしましたが、定番として押さえたいところ。

焼き時間を入れるとトータルの調理時間はかかりますが、具をレンジでチンして、生地を混ぜてパウンド型に流した中に偏らないように入れて焼くだけと、作業は結構簡単なので、前日に作っておいてもいいですね。

私は手間と洗いものを減らすために、切った具をシリコン鍋を使いレンジで柔らかくしたところに、生地を流し込んで作ってしまいます。

食感は劣りますが、仕上げの焼きもレンジに任せれば、時間もぐっと短縮。

自分の定番レシピを持っていると強いです!

塊で出来上がるものは、一つ一つ仕上げるものに比べて手早いし、食べやすいサイズや人数に合わせて切り分けられるのでgood!

こちらもざくっとレシピをご紹介。

 

<よく利用する具材>

たんぱく質系のもの ・・・ ハム・チーズ・ツナ缶・ベーコン・ウインナー

野菜 ・・・ ブロッコリー・かぼちゃ・さつまいも・玉ねぎ・人参・アスパラ・しめじ・じゃがいも・ほうれん草・ズッキーニ・トマト

<生地の材料>

卵 2こ

塩 ひとつまみ

豆乳または牛乳 50cc

オリーブオイルまたはサラダ油 大さじ2ほど

小麦粉 1cup

ベーキングパウダー 小さじ2

粉チーズ お好みで

<作り方>

1.野菜とベーコンを一口サイズに切って、シリコン鍋に並べ、食べやすい柔らかさまでレンジでチンします。この時、軽く塩を振ったり、オリーブオイルを絡めてもいいですね。

2.生地をつくる。ボールに卵を割りほぐし、そこに小麦粉とベーキングパウダーを振るい入れる。豆乳(または牛乳)と油、塩(お好みで粉チーズ)も混ぜて粉っぽさが残らない均一な状態になったら、野菜を茹でたシリコン鍋に流し入れ、野菜をバランスよく入る状態を確認する。

3.シリコン鍋の蓋をしない状態で、予熱180℃で温めたオーブンで30分程度焼く。串を通して生地が串についてこないようなら完成

※ぱりっとした焼き目がなくても良いなら、オーブンの代わりにレンジでチンしてもできます。この場合は蓋をして3分~6分。

 

生地にバターやマヨネーズを入れてもコクがでますが、私はオリーブオイルと豆乳であっさりながら味わいがあるのが好きです。

オシャレな感じだし、野菜と炭水化物が一緒に取れて、お勧めです!

 

最後にちょっとご紹介したいのが、先日参加したそば料理の教室でつくった蕎麦稲荷と蕎麦ロール

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蕎麦稲荷とは、お稲荷さんの酢飯を蕎麦に置き換えたもの。

湯がいた蕎麦を酢飯のごとく甘酢を絡めて、甘く炊いた稲荷揚げに詰め込む。

お揚げさんの口のあいた方を上にして、天ぷら、三つ葉、生姜の酢漬けなどをトッピングすると、目からウロコ。

変わり種だけどオシャレで美味しいんです!

 

同じく酢飯を蕎麦に置き換えて、レタス・海老フライや厚焼き卵にマヨネーズをつけてノリで巻き込むと、蕎麦ロール

麺好きの子供たちのために、そばを焼きそばやスパゲッティに置き換えても使えます!

この時のお揚げさんは、炊かない方が味が喧嘩しないですね。

 

さあさあ、みんなとのお出かけも、簡単にオシャレにどーんと風呂敷を広げちゃいましょう!

 

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