春の食材を使った変わり種おにぎり
春といえば菜の花や新玉ねぎ、春キャベツ、エンドウ豆、イチゴなどなど、色鮮やかな春の食材が出てくる季節。
タケノコ、よもぎ、ふき、タラの芽、蕨にゼンマイなど山のご馳走も目白押しですね。
旬を逃すまいと日々の食卓も自然と華やかになります。
また、お花見に子どもの遠足、お友達との公園ランチなどなど、お弁当をつくる機会が増える季節でもありますね。
そんなお出かけのお共になるのがおにぎり。
お弁当箱を開けた時に色鮮やかなおにぎりが並んでいると、子供たちのテンションもますますヒートアップ!
今回はそんな春の食材でつくる旬のおにぎりをご紹介します^^
子供も大好きな春の味
神戸にほど近いところに住んでいた私の春の味はいかなごの釘煮。
この時期になると道を歩くと途切れなくいかなごを炊く甘辛い匂いが漂います。
この甘辛の味付けは子どもも大好き!
味がしっかりある上に水分が染み出すこともないので、ご飯に混ぜ込んでも、おにぎりの中の具材としてもこれだけでOK!
小魚をしっかり噛んで、歯や骨も鍛えましょう!
また、春は豆類も豊富です。
エンドウ豆をご飯と一緒に炊きこんだところに、刻んだワカメを混ぜ込んで塩っ気をプラスする組み合わせはいかがですか?
どれもさっと簡単、忙しいママの助っ人になるはずです!
ちょっと大人向けの食材では?
お花見などの大人の遠足でも、沢山めのおにぎりを用意して、みんなに配ると喜ばれますね。
そんな大人のおにぎりには、春の苦みを使いましょう!
王道は筍の炊き込みご飯。
筍と刻んだ薄揚げ、細かく刻んだ人参、お好みで鶏肉などを具材に出汁・薄口醤油・みりんで味付けしますが、ここに、5ミリほどに刻んだ蕗(ふき)を入れると、ほのかな苦みが効いて美味しいですよ。
また、苦みと言えば菜の花。
濃いめのおひたしにして刻んだものを具として入れるか、大きめのままご飯に混ぜ込みます。
さっと湯がいてザルにあげ、冷めて色止めできれば出汁と醤油、みりんを混ぜた漬け汁に浸し、おかかをふりかけて絞ります。
苦みが苦手な方は、味噌仕立てにするのがお勧めです。
菜の花のおひたしを刻んだものを、甘味噌に混ぜ込みましょう!
フキノトウでつくった蕗味噌も、贅沢なとびっきりの春の味ですよ^^
簡単!具がなくても混ぜご飯でさっと作る子どもが大好きなおにぎり
最後に春の食材は使わないのですが、是非ご紹介したいおにぎりがありますので書かせていただきますね。
お友達とのお出かけの時くらい、子どもが喜ぶいつもとちょっと違ったおにぎりを作りたい…そうは思っても、お出かけの朝は忙しい!
なるべく簡単で、家にある食材で、でも新しい、そんな味を求めるあなたにおススメなのがゆかり(赤シソふりかけ)とキュウリとチーズの混ぜご飯おにぎり!
温かいご飯にみんな大好きなシソふりかけと、薄くスライスしたキュウリ、5ミリ角位にコロコロと刻んだプロセスチーズを混ぜ込むだけ!
これは知った方に教わってリピートしている、うちの子供たちも大好きな混ぜご飯です。
ポイントはご飯の温かいうちに混ぜ込むこと、チーズはとろけるチーズでないチーズを使うこと。
これでご飯の温かさで程良くチーズがご飯に馴染むんです。
そしてシソふりかけは少ししっかりめに。
私はここに白ゴマも混ぜます。
意外な組み合わせですが、家にはきっとある食材で、彩りも鮮やか。
冷めてもとっても美味しい!
写真はおにぎりにはしていませんが、いかがですか?
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以上、春の食材を使ったおにぎりと簡単混ぜご飯おにぎりのご提案でした。
愛でる景色と食がつながってこそ、春を堪能できたと言えるのではないでしょうか?
ささっ、この春は旬の食材を食べ逃しませんよ!^^
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P.S. 見た目がとっても華やかで、春のうきうきする気分をよくあらわしているおにぎりレシピを見つけました!→こちら
うーん、凄いですね!
わたしは味とボリューム重視の大食い所帯ですからここまでマメにできそうにはないけれど…(笑)