桜もいいけど、芝桜のお花見はいかが?
芝桜をご存知でしょうか。
私は「ああ、あの濃いピンク色の花?」くらいしか知りませんでしたが、意外に芝桜の魅力って深いんです!
濃いピンク色ばかりではなくて、いろいろな色もあります。
あたり一面に咲く芝桜を、今年はじっくり鑑賞してみませんか?
芝桜の品種・開花時期はいつ?
芝桜はその名前の通り桜の花びらのような形の花で、木ではなく芝のように地面に咲きます。
皆さん一番よく見かけるのは、「マックダニエルクッション」という品種ではないでしょうか。
濃いピンク色で少し大輪の花で、開花するとお花のじゅうたんのようで豪華ですね。
もう少し薄めのピンク色の花で、「オータムローズ」という品種もあります。
これは、小輪の花で、可憐な感じですね。
「オーキントンブルー」という品種は、爽やかな青色というか淡い青紫の花が咲きます。
「リトルドット」という品種もありまして、これは中輪の白い花が咲きます。
清楚で、ピュアな感じがします。
私が驚いたのは、「多摩の流れ」です。
これは今までの芝桜のイメージをいい意味で覆してくれます。
白色にピンクの斑(ふ)が入っています。
どれもなんて、かわいらしいんでしょう。
芝桜は耐寒性があるので、寒い地域でも咲きます。
沖縄では1月下旬から開花し、北海道では5月半ばから開花します。
芝桜は普通の桜(染井吉野)が咲く季節から、1ヶ月ほど咲いています。
関東では、4月の上旬から、5月の連休明けくらいまで咲いています。
そう考えると、桜に比べてゆっくりとお花見できますね。
「急いでこの週末に見に行かなくては!」ということはなさそうです。
シーズン中に何度も見に行くこともできそうですね。
普通の桜との違い・魅力は?
普通の桜は上を見上げて楽しみますが、あたり一面に広がる芝桜の美しさも圧巻です!
芝桜の魅力は、その色の豊富さ。
斜面や丘陵地が一面ピンク色のグラデーションになった様子は、息をのむほど美しいですよ。
また、芝桜は家でも育てやすいのです。
暑さや寒さにも強く、育てやすい性質の植物です。
横に低く伸びていくため、斜面やグラウンドカバーにも良いですし、冬も枯れないので、一年中みずみずしいグリーンを楽しめます。
芝桜のお花見に行って、そこで苗を買う方もいらっしゃるみたいですね。
芝桜の名所
芝桜の名所は各地にありますが、今回は関東のものを中心にご紹介いたします。
埼玉県秩父羊山公園の芝桜の丘は有名で、関東随一の芝桜の名所と言われていますね。
9種類の芝桜があるそうです。
お花見の際には数えてみてはどうでしょうか。
山梨県河口湖町の富士諏訪湖リゾートの富士芝桜まつりも有名です。
芝桜と一緒に世界遺産となった富士山も見ることができます。
群馬県館林市の「ザ・トレジャーガーデン」。
野鳥の声も楽しむことができ、のんびりと自然を満喫できそうですね。
群馬県高崎市のみさと芝桜公園。
渦状の芝桜が見られるそうです。
私も、ピンク色と白色の芝桜の渦を見てみたくなりました。
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いかがでしたか?
樹上の桜とはまた違った魅力あふれる芝桜。
ゆっくり長く咲く花なので、桜の季節が終わった後、芝桜のお花見を楽しみのも良さそうですね。
広い丘陵地帯に咲いていることが多いので、歩きやすい靴で出かけましょう。
私も今年は芝桜を見に出かけたいと思います^^
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